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感想乱れ撃ち

間違いの無いものが知りたければ、ここを見るといい。  ジャンルを問わず、色々あるよ。

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感動した!


マイクロソフトの対応の早さに感動した!
例の竹島問題についてもそうだけど、今ワタシが感動しているのはもっと私的なアレの事!
そう、帰ってきたのですよ!我がXBOX360が!

ワタシが日本ブレイク工業社歌を歌いながら家路についている最中、不覚にもおっちゃんにそれを聞かれた時か。
それともあの十字路を横切った女子高生に聞かれた時か。
とりあえず夕方頃、それは届いたという。(我が母親の言う事なので実は昼頃かもしれない。)

そうしてワタシが歌をきかれ赤面しつつ家路につききった時、おふくろさんは言ったのです。
「Sー、玄関にえっくすぼっくす届いてんよー」
と。
それはもう驚いた。
だって五日、まだ五日ですよ!
電話口では「二週間程かかりますが~」なんて言っていましたけれど、そんなの謙遜もいいところじゃないですか! 素晴らしい、素晴らしいよマイクロソフト。

喜び勇んで玄関のダンボールを持って、自分の部屋に駆け込みます。
ハサミやカッターが無かったのでピンセットを代用し、無理矢理ダンボールの包装を解き放つ!
そして現れる箱詰めミカン!

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれはXBOX360だと思ってダンボールを開けたと思ったら
いつのまにか箱詰めミカンにすれ変わっていた』
手品だとか発送ミスだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

いや、ごめんなさい。一度言ってみたかっただけです。たんに間違えて隣のダンボールに手を出しただけでした。XBOX360はきちんと我が家に届いておりました。うれしーなー。
早速プレイ……、といきたいところですが。K-1見ているのでまた後ほど。
蛇足ではありますが、バンナにも感動した! VSチェ・ホンマン!
やっぱりバンナ一番大好き!最高!カッコイイ!

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ミミズクと夜の王 紅玉 いづき 感想


ミミズクと夜の王

紅玉 いづき

とても綺麗で、美しい作品です。
この作品は一度読み始めると止まりません。
まるで暴走列車の如く、最初から最後まで一気呵成に読み終えました。
そして今、ここで感想を書いています。
実はこの作品を読むのは二度目になるわけなのですが、それでもこの作品の素晴らしさが色褪せる事はありませんでした。最初に読んだときと変わらず、私の魂を打ち震わせてくれました。
この感動をどうにかして読者諸君にもお伝えしたいのですが、私にはどうも技量が足りないようだ。何を書いても汚してしまいそうな、そんな気がしてならない。
だから、登場人物のことも、物語の事も、あえて何も語りません。
私の下手な解説で、この物語を壊したくはありませんからね。

概要、あらすじでも知りたければ、検索してみるのがいいでしょう。
この広大な電脳世界には、素晴らしい書評が満ち溢れています。

……ただ、ひとつだけ。
作家である紅玉いづき先生が語った、私の心に深く刻まれた一節だけ、ここに引用させていただこうかと思います。

「私安い話を書きたいの。歴史になんて絶対残りたくない。使い捨てでいい。通過点でいいんだよ。大人になれば忘れられてしまうお話で構わない。ただ、ただね。その一瞬だけ。心を動かすものが。光、みたいなものが。例えば本を読んだ事も無い誰か、本なんてつまんないし難しいって思ってる、子供の、世界が開けるみたいにして。私がそうだったみたいに。そういう、ね。ああ。小説を、書きたいな」


私はこの作品が、大好きです。

永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 重松清 感想

※ ゲームの感想は別の記事でやってます。

永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢

重松 清



かの者は常に一人。
孤独を愛するわけじゃない、一人になりたいわけじゃない。
だけどそれでも、かの男は常に一人。

……いや、常にでは無い。
千年の時を生きる彼には、友と呼べる人間、恋人と呼べる、妻と呼べる人間がいた。
しかし彼ら、彼女らは、千年の時を生きる事が出来ない至って普通の人間である。
否応無く、一人になってしまうのだ。

帯にはこう書いてある。

彼は老いず、ただ去りゆくのみ。
彼は死なず、ただ別れるのみ。
「その寂しさ―――
あんたにわかるかい?」

分かるはずが無い。
千年。千年だ。
一体全体、彼はどれほどの死を、別れを、目の当たりにしたのであろうか。
そしてその度に、どれほど心を痛めたのだろうか。
分かろう筈が無い。

これは千年を生きた男の物語。
千年という莫大な時間に埋もれた、切なさと儚さが入り混じる僅かな時間がここに在る。

私はこの作品が、大好きです。

ARIA 天野こずえ 感想


ARIA

天野 こずえ

癒しの、極地。

漫画とはこうあれかし、というお手本の様な存在だ。
それというのも、この漫画はありとあらゆる場面において完璧に道に沿って出来ているのである。
しかしその道というものがなんであるのか、はっきりとは分からない。
読者からしてみれば「癒し」だが、作者からしてみればおそらく、書きたいものを好きなように書いているだけなのだろうから、なんとも言えない。
しかし始まりから終わりまで迷い無く一直線に突き進んでいる。
そこには確固たるモノとして、明確な意思がある。

読者全てを「ほんわか」とさせるため、やわらかくも美しい画力をもって構成された世界に向けて、天野こずえ先生御自身特有のセンスをもってしか出来ない、超弩級「癒し」の鉄槌を振り下ろすのである。

私はあまりの癒し具合に脳死しそうになりました。
これ以上のヒーリング漫画はそうざらに無い。
もう、たまらない。
キュンキュンする事請け合いです。
自信を持ってお勧めします。

私はこの作品が、大好きだ!

ベルセルク 三浦 建太郎 感想


ベルセルク

三浦 建太郎



これは日本文化における不屈のジャンル、漫画という分野で最高峰に位置する名作である。
いや、名作という言葉では足りない。絶対的に足りやしない。
いかような美辞麗句を並べ立てようと、この作品を語るにはまだ足りない。
1ページ1ページに己の命を懸けているのではないだろうかと思ってしまう程の完成度。
そしてその1ページ1ページから感じられる尋常ならざるド迫力。
その圧倒的な書き込みから成る描写等は最早神業。
千人以上の兵士から構成されるような描写であっても一切の妥協無し。
勿論ストーリー性にも隙が無く、綿密緻密に練りこまれた物語性に、読者はきっと魅了され、引き込まれる事請け合いだ。

かくいう私もその一人。
圧倒的画力に幻想的物語、この双方が絡み合い、生み出されたこの作品は、もはや芸術と読んで差し支えない。それを前にして、魅了されないワケが無い。初めて読んだ時の衝撃は未だ忘れ得ない。本当に一気に読み終えた。その数は軽く二十を超えていたと思うが、まるで苦にならなかった。一瞬だった。最高だった。いやいや、過去形で表現するべきではないね、言い直そう。今をもって尚最高である、と!

私はこの作品が大好きだ!

アサシンクリード XBOX360 感想


アサシン クリード


XBOX360
知っていますかXBOX360!
ワタシが今一番熱いと思っている、いや、ワタシだけではないでしょう! 数多くの人々がそう確信してやまない熱き魂溢れるその一品! ときたま熱すぎて熱暴走してしまったりもしますがそれはなんというかご愛嬌! 面白そうなソフトが続々と湧いて出てくる素晴らしきハードですので要注目!
……と、360布教活動はこの辺にして、本題!

アサシンクリード!

ワタシはこの作品が世に出るのを今か今かと待ち侘びていました。
一目惚れってやつですね。パッと見た瞬間からもうメロメロ。
だって、パッと見ただけで、カッコヨサというものが感じ取れたんですもの。
暗殺者として影に生きる者のオーラのようなものがにじみだしていたのですよほんと!

さて、以下は実際やってみた感想!

作業的な部分はありますが、それもまた面白いものです。
イーグル・ダイブなんか最高ですね。
非常に高いところから一挙に真下の藁へと落ちる神業なんですがね、それがまた素晴らしい。
なんというか、爽快なんですよね。派手で。
そう、派手!
暗殺モノと言いながら人目をはばからずにダイビングするあの姿!(しかも気付かれない)
もう虜です。
そんな不条理も大好きです。

また、任務である暗殺も素晴らしい。
雑踏にまぎれて暗殺するのは勿論、なんと人目をはばからずに剣を振り回し、スーパー目立ちながら大勢の敵と相対しつつ、正々堂々と真正面から標的をぶち倒す事すら可能という素敵っぷり!
思わず「ひゃぁっほう!」とか叫びたくなります。
実際すげーこれすげーとか言いつつ笑いながらプレイしていたような気が無きにしもあらずです。
もしよそ様の目から見えていればさぞや不気味だったことでしょう……!

これは買って損しません。間違いない。
上記しましたが、確かに作業的な部分はところどころあります。
それは旗を集める事であったり、ビュー・ポイントと呼ばれるモノであったり、まあところどころあるにはあります。しかしそれらを踏まえた上で、ワタシはこの作品が非常に優れていると叫びましょう!
たとえ作業的だったとしても! その作業が楽しくないという理由など一体どこにあるというのでしょうか! 準備や作業がつまらないものばかりとは限らないじゃあ、ありませんか! 

さてさて、もっと賛美の嵐を吹かせたいところではありますが、いかんせん、実はまだアサシンクリード中盤(全容が分からないのでもしかしたら終盤かも)から進んでいないため、なんとも言いようがないのです。
それというのも、実はつい先日、我が360もドライブに問題ありと診断され、リペアセンター送りになっちゃったのですよ。帰ってくるのは十七日予定!

さあはやくかえってこーい!

ワタシはこのゲームが、大好きだあー!

新釈 走れメロス  森見登美彦 感想


 【新釈】 走れメロス 他四篇

 森見登美彦



この作品には五作の短編が納められております。
どれもこれも粒揃いの一品ではございますが、ここではわたくしが惚れに惚れ抜いた走れメロスについてのみ、語る事に致します。
そう、皆様もよくご存知かもしれません、あの太宰治による不屈の名作、国語の授業にひっぱりだこで、文学史上に名を残す、あの名作でございます。

それを、あの森見登美彦氏が、以前わたくしが尊敬と畏敬の念を以て賞賛されて然るべきだと、目の中に入れても痛く無さそうなほどに絶賛したあの森見登美彦氏が、描き出したのです。

わたくしはこの作品を読みつつ、
「た、確かにこいつぁ走れメロスだ! 話に沿っていなくもない気がしなくともないではないか!」
と、何度そう思った事かもはや分かりません。

これは確かに走れメロスであるのです。走れメロスの形骸が確かに存在しているのです。
しかしそれはあくまで形骸のみで、中身は確固たる森見登美彦氏的世界観。
独特であり、繊細でもある文体、そして愛すべき登場人物。
この世界は完膚なきまでに完成されている。
陳腐な表現を使わさせていただけますれば、わたくしは声を最大限にまで引き上げてただ一言。
「最高」
と、そう叫び、この場の幕引きとさせていただきまする。

敬具。

森見登美彦 夜は短し歩けよ乙女 四畳半神話大系

森見登美彦さん。
この人は尊敬と畏敬の念を以て賞賛されて然るべき人物である。
とは言え、私はこの偉人と直接出会い、言葉を交わした事は無いのでその中身を見定める事までは出来ませんが、少なくとも文面から読み取れる表面上のものぐらいならば見て取れる事と思います。
そして、この方はそれだけで十分ではないのでしょうか。
うん、おそらく十分です。

この方を語るにおいて外せないのがその文体。
私はこの方の文章ほど滑らかにすべりこんでくる文を知りません。
なんだか私の読書不足を吐露しているような感じに捉えられるかもしれませんが、そうではありません。
本当にこの方の文章は洗練されているのです。
例えるならばご飯です。コシヒカリ、最上級、ぴかぴかでつやつやの極上美人のお米です。
その為、どれだけ読むに値しない唾棄すべき内容であったとしても、この文体で書かれておれば、するりするりと読みふける事が可能でしょう。
しかしまあ、そんな作品を読む事はおそらく無いと言えます
この森見登美彦氏の作品に限って、そんな唾棄すべき内容の文章が綴られる事など有り得ないのです。
本人がなんといおうが、有り得ない。そう確信しております。そしてこれをいつか森見登美彦氏が読む事を想定し、より面白い作品をつくらなければ!という重圧を与える事が出来ればこれはもう大成功と言わざるを得ないでしょう。そんな日は来るのだろうか、来るといいなあ、期待して待つ事にします。もしお読みいただければ、ご一報してみてはいかがでしょう。特に特典もなければ、有意義とは対極に位置する時間の使い方になる事も
必至ですが、なになに、とりあえず私の喜ぶ姿が文面の上から覗く事が可能となります。
……誰も見たがらない?
……返す言葉もございません。

さて、そろそろ読書に戻る事に致します。
実はまだ題名にある二作品しか読んでおらず、今は新釈メロスを読んでいる最中でございますので。それが終われば次は太陽の塔です。今から高鳴る胸が抑え切れない程に、期待で色々なところが満ち溢れております。


私はこの著者が、作品が、文体が、好きで好きで大好きで辛抱たまらない事この上無しでたまりません!

有川浩   図書館戦争 海の中 空の上 等の著者。


図書館戦争等の著者である有川浩さん。
彼女は最高である。

小説という世界に対して非常に紳士的であり、真摯。
小説というモノに恋をしているに違いあるまい。
もちろん小説家というものは大なり小なり小説に対して恋心を抱いているものなのだろうが、その中でも彼女は一際立っている。輝いている。
”好き”という事が文章と文章の間、文字と文字の間、または印刷されたインクの中から、滲み出してきている。
だからこんな作品が書けるのではないだろうか。

彼女の作品を語る時よく賞賛されるのが、「恋愛」という人を選ぶジャンルを万人受けにまで昇華させた力(なにしろ恋愛関係の本をこれっぽっちも読まないワタシが心の底から大好きだと胸を張れるほど。しかしあくまで主観)と、ミリタリー関係の事柄だ。

事実その通りだと思う。
しかし着目すべきは有川さんの姿勢だ。
彼女が「恋愛」という題材が好きだからこそ、そこまで面白いものに仕上がったわけだし。
ミリタリーについても、小説というものが大好きで真摯であるからこそ、何冊にも及ぶ資料本を読み、理解し、そこから発展させて作品に織り込ませる事が出来るのだろう。

……更に、真摯だからこそ、作品を追う毎に面白さが倍増する。
正直言ってワタシは、空の中という作品ではそこまで熱中出来ませんでした、しかししかししかし!
そこからはもう怒涛と言って差し支えなかった。
海の底、そして図書館戦争。図書館内乱。図書館危機。合間に入るはクジラの彼。
デビュー作では塩の街。まだ読んでいない作品ではレインツリーの国。
そして現在進行形で読んでいるのは図書館革命。

たまらない。
特に図書館シリーズの面白さは、尋常じゃない。
あらすじなんかは適当に検索したら山ほど出てくるでしょうからここでは触れませんけれど、とりあえず、これ程面白い本にはそう簡単に出会えないと、それだけは言っておく事にします。


以上!
私はこの著者が、作品が、大好きだー!

※上記は全て偏見と独断による百パーセント主観で書かれておりますので、真偽の程は皆様自身のお目でお確かめください。

ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ

幸村 誠




今から千年以上も昔のお話だ。

竜頭の船を操る民族が北ヨーロッパに存在した。
フランク語(古フランス語)で「北の民(ノルマンニ)」
イギリスでは「デーン人」
ビザンツ帝国では「ロス」「ルス」

後の世に、ヴァイキングと呼ばれる者である。


……ああもうッ!この時点で虜ですよ!
すっかり魅了されてしまう。
そして実際読んだらその百倍魅了されちゃうってんだからたまらない。

略奪を繰り返すヴァイキング。
規律を重んじる騎士団。
戦争が至上の喜びという凶戦士。
人の死というものが嫌になり、
戦場から逃げた戦鬼(トロル)と呼ばれた大隊長。
……父の仇討ちの為には、何をも省みない孤高の少年。

一瞬思い浮かべただけでこれだけの登場人物が湧いて出てくる!
それだけ個性的。それだけ印象深い。たまんないなこれ。
しかも、こいつらが絡み合って物語が紡がれるってんだから、もうこの上なくたまらない。
その威力はまさに掛け算。

描かれる戦場は躍動感に満ち溢れ、非常に高い完成度。
放たれる言葉は強く心を惹きつけられて、思わず鳥肌がたってしまう。

こいつを見ない手は無いですよほんと。
超面白いですから。
漫画界の最高峰に手をかけていると言っても過言ではない。
(独断と偏見だけど)

ちなみにあっしの中で最高峰にあると思っている漫画は以下。
(完全に趣味による独断と偏見)

まず第一にヘルシング。
いつかはレビュー(っていうだろうかこれ?)する予定。
正直これは私の聖書(バイブル)です。

次に、ベルセルク。
漫画の最終形態の一つなんじゃないの?って言いたくなるほどの完成度。
何この書き込みっていうぐらい書き込まれている。
凄すぎる。

上記とは全く毛色を異にするが、間違いなく最高峰にある作品はこれ。
ARIA
こいつはまさに癒しの極地。
ほんわかさせられること間違い無しです。

さて、今日はこんなところで終わりー。

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断定口調で書いていたりしますが、
全てはワタシの趣味による独断と偏見でありますのでご注意を!

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