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感想乱れ撃ち

間違いの無いものが知りたければ、ここを見るといい。  ジャンルを問わず、色々あるよ。

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秋期限定栗きんとん事件 米澤穂信 上・下巻 感想 レビュー

読了!

米澤穂信さんの作品は本当に期待を裏切らない面白さだ。
面白さが安定しているので、安心して読んでいられる。

間違いの無い作家が描き出す、間違いの無い物語です。
春季限定から夏季限定ときて、この秋期限定を是非とも読んでください。

(何が面白いのか、とか詳しい説明一切無しで申し訳ない。機会があれば、また書きたいと思います)

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ヤマト猛る


久しぶりに血が滾る漫画を読んだ。
漫画を読んでこんなに興奮したのは本当に久しぶりだ。
男くせえ漫画が好きって人には、超絶的な自信をもってこの作品を勧めよう。

『 ヤマト猛る 』

「センゴク」という武将漫画を描いておられる宮下英樹先生による作品である。

このモノガタリは「相撲」が主軸となっております。
日本の国技、相撲。
私はこの格闘技にまるで興味をもっていなかったため、どの様なものなのか曖昧にしか知りませんでした。
しかしこの作品を楽しむ上でそれぐらいのことは瑣末にしか過ぎません。

……閲覧者諸賢、あなた達は一体どのような時に興奮しますか?

もし……小柄な力士がお前にゃ無理だ勝てっこねえと言われ続けながらも諦めることなく孤軍奮闘努力を重ね、巨大なライバル達に挑み続けるというシチュエーションに興奮するならば……是非見るべきです。

期待を裏切るこたあ、ないでしょう。

私はこの作品が大好きです。

Fallout 3 日本語版 XBOX360 感想



これは、おすすめ。

簡単な概要としましては、失踪した親父を放射能まみれの世界で探そうとする物語です。

が! この作品はそんな簡単なところでは終わりません。

いわゆる「フリースタイル」こそが、この作品の真骨頂としてあるのです。
グランド・セフト・オートを思い出してもらえれば分かりやすいかもしれません。

基本的になんでもありです。
ストーリー上の超重要人物をあっさり殺すことだって出来るんではないでしょうか。
まだ試したことはないので断定は出来ませんが、ほぼ間違いなくできます!
やっちゃだめだけどね!

ゲームシステムも中々革新的です。
FPS+RPGをうまく融合させています。
これはここで説明するよりも公式ページを見てもらったほうが断然良いですね。

ここでは、買おうかなーどうしようかなーと思ってる人の背中をポンと押してあげることを目的に色々書いていこうかと思います。

まず、グラフィック。
これはもはやいわずもがな。
素敵です。
綺麗ってだけじゃなく、この世界観自体も素敵過ぎるもので、いわゆる相乗効果っちゅうもんで半端なく興奮する仕上がりになっております。
核で荒涼としてしまったワシントン.D.Cにあらわれる、放射能で化物と化した犬やら馬やら人間……ミュータント!
といった化物どもに混じって、この世界観からは非常にギャップのあるメカなんかも登場。
素敵な世界観構築の一役を買っています。

正直、わたしはファンタジー色の強いものよりも硬派なほうが好きなので、オブリビオンより断然こっちのが好きです。大好きです!
(注釈:オブリビオンはfallout3の前身ともいえる作品)

音楽も、素晴らしい!
これも先ほど言いました、ギャップが素晴らしいのです。
しかもギャップがあるのに違和感は無い。すてきすぎる。

荒涼とした近未来廃墟に流れる穏やかなロック。

どうしてこんな音楽をチョイスしたのだろうとお思いかもしれない!
それはですね、この作品のコンセプトが「1950年台の人達が想像した未来」であるからなのです。
なので、この作品に登場する廃墟をよくよく見渡してみて欲しい。
車はたしかに近未来なボディをしていますが、しかしどこかクラシカル。
探せばたくさん見つかるはずです。

小ネタがわんさかもりこまれてますから、ね!

攻略すべきクエストも大量にありますよん。
どれからクリアしてもオーケーです。
是非是非プレイしませう。
たのしいですよ!

そして色々語りましょう。
真に面白いものとは、人と共有してこそ……というのが私のポリシーですからね!

更新再開


今年の四月ほどから、多忙の極みだったため、更新がとどこおってました。

本日をもって、更新再開を宣言します!
さあてがんばるぞう。

test

久しぶりなので、テスト

YAT安心!宇宙旅行


いやー久方ぶりの更新です。
しかしまあ、そういうこともあります。
だって人間だもの。





懐かしすぎる! 懐かしすぎるよ!

まさかもう一度見ることが出来るとは思わなかった。

もうね、なんというんでしょうね、最早<古典>と評しても構わない古い作品ですが、しかしまた、古き良き作品であることにも間違いないわけです。
子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし

新しいものをつくるには、過去のものを知らねばならない。
古きものを知らなければ、一体何が「新しい」と言えるのかが分からない。
なので知らず知らずの内に二の轍を踏む。

……が、しかし、良いところはどんどん二の轍を踏むべきとも言えます。
王道なんてまさにそれ。一体どれだけ使い古されたか分からない技法、ありきたりの極地……しかし、いや、だからこそ、とも言えるほどに、面白い。
王の道と評されるほどの道なのですから、その面白さに陰りが見られることは無いわけです。
しかし「王道」はそれゆえ、あまりに数が多くなりすぎた。
「王道」の話が面白いがために、簡単に手を伸ばしがちなんでしょうねー。
いくら「王道」が面白かろうと、執筆者がつまらなければ、それは面白い作品にはなりえないわけです。
結局のところは己の力量次第なわけで、王道だろうが何であろうが、関係なくなります。

だけれども、過去に蓄積されたデータを見ることで、学び取ることは出来る。
力量不足を学び取ることで補うことが出来る。
これまでの作品はこうであったと鑑みることが出来れば、そこから自己流に発展させやすくなる。
そしてそこに、クリエイターの真価が問われるんじゃーないでしょうかね。

いかん、話が大きく大きく逸れてしまっていた。
でもまあしかし、関係ないさひゃっほう。

それにしてもねー。やっぱり面白い。古典だなんて言っちゃったけど、十分この時代でも通用するんじゃないででしょうか、このアニメは。下手にリメイクするより全然いいんじゃないだろうか、このまま再放送とかで。とは言いつつも、内容ほとんど忘れてる上、まだ第一話しか観てないのであまりそんな事を言い過ぎるのもどうだろうって話なわけですが、YAT安心!宇宙旅行。一度ご覧になってはいかがでしょう。面白いですよん。

私はこの作品が、大好きです。

ニコニコ動画! さば☆らじ!


今日からニコニコ動画の感想もこちらで取り扱っていく事にしましたー。
いやね、一応別館つくってリンクのところにも「別館 感想乱れ撃ち」っていうのがあったんですけどね、そしてニコニコ関係はそこで取り上げてく予定だったんですけどね、ただでさえ更新頻度高いわけじゃないのに、分けてどうするんだと、まあそういうワケでニコニコ部門開設です。

お勧め動画とかありましたら、是非ご紹介していってくだっさい。

記念すべき第一回紹介作品はコチラ!




いやーもうビックリした。
なんでビックリしたかって、このラジオやっている方が友人だからですよ。

曰く、「見ていたらやりたくなった」

なんという行動力。

まだ零回目ということもあり、可能性の塊のようなものです。
このさば☆らじが一体全体どんなベクトルへと歩みだしてしまうのか。
それはすべて視聴者次第……そう、私たち次第なんですよ。

こんなに初回から関わっていける機会はそうそう無いですからね、メールも大歓迎随時受付中らしいですし、今の内からばしばし送りつけて常連になっておけば、後々いいことあるかもしれませんよ?
……大手になってからでは遅いのです。

あて先はコチラ。

sabatoufu@gmail.com

このさば☆らじが一体どういう軌跡を辿っていくのか、非常に楽しみであります。


思いつきで

ニンテンドーDSとすばらしきこのせかいと押忍!闘え!応援団2とレイトン教授と不思議な町を衝動買いしました。

勢いで。

まあまあそんなことはどうでもいいんですよ。
重要なのは、レイトン教授面白い!ってことなわけです。

しかし、一つどうにも腑に落ちない問題があったので、みなさんにも出題してみます。

――― ――― ―――

図のようなデジタル時計の時間表示で、
同じ数字が連続して三つ以上並ぶのは、
一日のうちで何分間あるだろうか。

ただし、このデジタル時計は12時間表示式で、
正午、真夜中の十二時は12:00と示すものとする。

――― ――― ―――

図っていうのは、まあ「 00:00 」とかいう、普通のデジタル時計のことです。

では、どうぞ。
紙とペンがあればやりやすいやも。

答えは「続きを読む」から!
しかし、以下のヒントを読んで自分なりに答え合わせをしてからでお願いします。

注:これは作中に出てきた通りのヒントです。


★ヒント 1
『まず、気をつけてほしいのが、
正午と真夜中の十二時を12:00とするのだから、
午前と午後の時間表示は同じ。

見つけた時間を二倍にするのを忘れずに。』

★ヒント 2
『01:11、02:22…という並びは簡単に見つけられる。

それ以外を、どう見つけるかがミソ。

10:00に気がついていたかな?』

★ヒント 3
『12:22も見落としやすい。

そして、11:12。
この後の時間にも気をつけよう。』

クドリャフカの順番 米澤穂信 感想


クドリャフカの順番
米澤穂信



いやー!
何度も言うようですが、面白かったー!
それも米澤作品の中でも随一の面白さだった。
もちろん、これはあくまで個人的な独断と偏見と趣味による問題と……作中の言葉を借りれば「主観」の問題なのかもしれませんが、それでも私はこれが随一面白かった!
まあ、あくまで今まで読んだ米澤作品の内で、なんですけどね。
つまり「遠まわりする雛」と「インシテミル」は未読なので、判定の対象外ということです。

ちなみに、この米澤穂信さんの作品にはシリーズモノと単発ものがありましてね、私のお気に入りは古典シリーズと小市民シリーズ。まあ双方ともにシリーズなわけで、残るシリーズものは本当にシリーズものになるのかどうかまだ分からない、つまりまだ一作しか出ていないS&Rシリーズというものなんですが、しかしまあ、矛盾するようですがそれにも大いに期待しています。
ああ、作中の言葉を借りれば、「期待」とは諦めからくる言葉だそうですよ。なるほどなと思わされました。是非、一読してみて確認してもらいたい。

さて、感想に入る前に既刊分の説明を行いましょう。シリーズシリーズ言われたって分からない人にはわからないでしょうし。

<古典シリーズ>
・氷菓
・愚者のエンドロール
・クドリャフカの順番
・遠回りする雛

<小市民シリーズ>
・春季限定いちごタルト事件
・夏季限定トロピカルパフェ事件

<S&Rシリーズ>
・犬はどこだ

<単発モノ>
・さよなら妖精
・ボトルネック
・インシテミル

まあ、米澤さんの公式ホームページを見れば容易く分かることなわけですが、一応参考までに。


しっかし、あー面白かった。
繰り返すようだけど面白い。
「面白い」という単語の意味が薄れてきてしまうほどに連呼してしまってるわけですが、それだけ面白かった。
まさか推理系でこんなに面白くなれるなんて知りませんでした。
元来、ミステリーに対してはなんとなく面倒そうだなあという意識が働いてしまって、腰が重くなる感じだったんですが、とんでもない。
他の方の作品にはまだほとんど手を伸ばしていないので何とも言えないところですが、少なくともこの米澤穂信さんの作品は相当に面白い。

ありゃ。
ここまで、面白い面白い言ってばかりで内容についてまったく言及していませんでしたね。いかんいかん。これでは相手に伝わるはずが無い。まあ元より、読んでもらわなければこの面白さを伝えることが出来ないわけですし、この熱意さえ伝われば十分じゃないかなあという気もしないではないですが、それはまあ置いておいて、言及しましょういきましょう。


この作品は、とある高校で行われる文化祭を舞台にした物語です。
クドリャフクの順番
「十文字」事件
だなんて重苦しい感じの表題ではありますが!
その実、内容はすごくポジティブ。
推理ものって言ったら、殺人とかが相場であって、こういう手のもにしてみればそれが相応にして当たり前と言う風になっていますが、そんなネガティブな展開は微塵も無い。
極めて軽やかです。それでいて仕掛けは重厚!
まさに、細工は流々後は仕掛けをごろうじろってなもんですよ。
(作家視点から)

部活で三十部発行する予定だった文集を間違って二百部注文してしまい、どうやって売り切ろうか四苦八苦するのも見ていてとても愉快でした……ってなんだかこの言い方だと私が物凄く性悪みたいじゃありませんか。……まあ、さして間違ってもいないような気がしないでもないですが。

お料理対決なんかもありましたね。
最後なんて、まさかあの壊れた万年筆がそんなふうに最終局面へと繋がるなんて、想定外もいいところでしたよ。

コスプレ生徒の青春漫画論争、とある漫画を中心に繰り広げられた青春の一ページ……。

さあ、これを見て興味をひかれたかたは即刻書店へゴーですよ。
もしくは図書館で借りちゃいましょう。
もちろん、一巻の「氷菓」からね。





氷菓 米澤穂信 感想

氷菓

米澤穂信




いやー、大好きだ!
米澤さんの本は、本当に大好きだ。

話がいちいち面白い。
登場する面々もいちいち凝っている。
もう、いちいち素晴らしい。

かんったんにこの本を説明すると、こんな感じ。

日常にある、日常的に発生する実に普遍的などこにでもある謎。
それに好奇心旺盛で見た目清楚な少女が食らいつく!
「わたし、気になります!」
しかし気になったところで答えは分からない。
考えてみるが分からない。
しかし答えは知りたいどうしても。
……そういう時は、解ける人に頼ればいい。
出来うる限り行動しません。やりません。省エネ基本主義学生のご登場。
本当ならばやりたくない、けれど空気がそれを許さない。
嫌々ながらも、言い逃れるほうが面倒だと考えて、
「……そうだな、面白い。少し考えてみるか」
と嘯いた。

まあ、そんな感じです。
殺人だとか、そんな物騒なものはありません。
ただ日常的なちょっとした謎を卓越した発想力、閃きで解決してしまう作品です。

皮肉な駄洒落がきいていたり、いやあ、実に面白かった。
さっそく二巻にあたる愚者のエンドロールを読むとします。

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