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新釈 走れメロス  森見登美彦 感想


 【新釈】 走れメロス 他四篇

 森見登美彦



この作品には五作の短編が納められております。
どれもこれも粒揃いの一品ではございますが、ここではわたくしが惚れに惚れ抜いた走れメロスについてのみ、語る事に致します。
そう、皆様もよくご存知かもしれません、あの太宰治による不屈の名作、国語の授業にひっぱりだこで、文学史上に名を残す、あの名作でございます。

それを、あの森見登美彦氏が、以前わたくしが尊敬と畏敬の念を以て賞賛されて然るべきだと、目の中に入れても痛く無さそうなほどに絶賛したあの森見登美彦氏が、描き出したのです。

わたくしはこの作品を読みつつ、
「た、確かにこいつぁ走れメロスだ! 話に沿っていなくもない気がしなくともないではないか!」
と、何度そう思った事かもはや分かりません。

これは確かに走れメロスであるのです。走れメロスの形骸が確かに存在しているのです。
しかしそれはあくまで形骸のみで、中身は確固たる森見登美彦氏的世界観。
独特であり、繊細でもある文体、そして愛すべき登場人物。
この世界は完膚なきまでに完成されている。
陳腐な表現を使わさせていただけますれば、わたくしは声を最大限にまで引き上げてただ一言。
「最高」
と、そう叫び、この場の幕引きとさせていただきまする。

敬具。

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Comment

無題

  • リサ
  • URL
  • 2007-12-14 22:22
  • edit
Sさん、こんにちは!
先日はコメントとTBをありがとうございました。
嬉しいお言葉も嬉しかったです。
森見さんの世界は摩訶不思議で惹きこまれます。
私も毎度「最高!」と叫んでしまいます、ついつい。
まだ未読の作品もあるので少しずつ堪能していきたいと思っています。
またいろいろとお話しさせてくださいね。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

あら。

いらっしゃいませ!

いえいえ、お礼を言われる程の事ではありませんとも。感じた事を感じたままにがモットーですからね。感想もコメントも!
ですので、これからも度々覗かさせていただきます。

この方の世界観は素晴らしすぎます。大好きです。作を追うごとに素敵っぷりが花丸急上昇していきますので、本当辛抱たまりません。最高!
(でも自分の中ベストは夜は短し歩けよ乙女です)

我がブログはジャンルの風呂敷を広げに広げてしまっているため、感想等も本ばかりというわけではありませんが、お話出来る事ならばいくらでもお付き合いさせていただきます。そんなわけで、こちらこそよろしくお願い致しますです。
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『新釈 走れメロス 他四篇』森見登美彦

  • 『新釈 走れメロス 他四篇』森見登美彦
  • URL
  • 2007/12/14(Fri) 16:56
新釈 走れメロス 他四篇 森見登美彦/祥伝社 あの名作が、京の都に甦る!? 異様なテンションで突っ走る表題作をはじめ、先達への敬意が切なさと笑いをさそう、5つの傑作短編を収録。若き文士・森見登美彦の近代文学リミックス集。 ややや!これは面白い!めちゃくちゃ面白い!ハッハッハー! …と森見作品ならばこんなテンションで始まるのが常なのだが。今回はいつもの森見節とは少し趣向を変えた作品になっている。 古典名作ものを森見風にリミックスした短編集。 いや、これが幻想ものあり、ドタバタあり、余韻を残す...

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